ガーデニング・庭・農園

2009年6月24日 (水)

アスパラ壊滅的

 アスパラが不作というより、まったく出てこない。春の出始めから数えて、食べた本数は二十本にも満たないだろう。去年はピーク時には一日で五十本ほどもとれて、近所にまで配ったりしたほどだ。
 種から育てて、今年が四年目になるので、さぞかし太いヤツがニョキニョキ現れることだろうと期待していたら、がっかりだ。
 どうなってるのかと思っていたら、原因がわかった。去年、調子に乗って出るたびに取って食べていたのが悪かったのだ。
 アスパラの収穫はせいぜい6月いっぱいで打ち切り、後は株を太らせるため伸ばしておくのが正しいやり方だそうだ。
 後から後から出てくるので、必ず取り残しはある。それが伸びていれば大丈夫だろうと素人判断していたのが悪かったらしい。完全に消えてしまった部分もあり、我が身の無知を嘆く毎日だ。スーパーでアスパラを買うときには、悔しい思いにさいなまれる。

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2008年9月 6日 (土)

レモンの木と雀たち

 またまた我が家のレモンの木について。今まで気がつかなかったのだが、どうやらレモンの木は雀たちのねぐらになっているらしい。
 以前から日が落ちる頃になるとやたらと雀たちが飛来して、騒がしいことには気がついていたのだが、せいぜい夕食にでも来たのかというぐらいに思っていた。そばにはナナカマドと山椒も育っていたのでそれらにたかる虫をあさっているかと想像していた。
 それが日が暮れてからたまたまレモンのそばを通りかかったとき、少し後れるように数羽の雀が、あわてて飛び立っていったので不思議に思った。それも一度だけでなく、二度三度とあったのでついに、雀はレモンの木をねぐらにしていると確信できたのであった。飛び立つタイミングが遅れるのは、そこに落ち着いてしまっていたからだろう。飛来してくる数からすると、もっと多くの雀が隠れているような気もする。
 そんなことがわかったら、なんだかとても幸せな気持ちになってきた。レモンの木は家の裏口のドアのすぐ脇にあり、出入りするときには常に頭がかすめる。また、すぐ下には柴犬の〝てん〟もいる。そんな環境でも、ねぐらにしてくれるのかと思うと嬉しいものだ。
 そして、一昨年辺りまでは、葉が茂るたびにアゲハの幼虫たちに食べられていたレモンの葉が、去年今年とほとんど食われていないことに思い当たった。アゲハはよくレモンに飛んでくるが、幼虫がいないので不思議に思っていたのだ。幼虫は雀たちの格好の朝飯になっているのかも知れない。雀とレモンの木に、相互扶助の関係ができあがっているようで楽しい。
 そればかりか想像までが広がってくる。こんな寒い地方に育つレモンなので、冬が終わる頃には葉の半分近くがチリヂリになって落ちてしまうのだが、雀たちがねぐらにしてくれると、彼らの温もりでレモンも暖かい冬を過ごせるのではないかと期待してしまうのである。
 初夏の頃、親指の先ほどだったレモンも、今では一人前の大きさに近づいてきた。もうすぐ収穫だと思うと嬉しくなってくる今日この頃である。

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2008年6月 7日 (土)

レモン栽培(雌花と雄花)

Resize0123  久しぶりの更新だ。春になったら庭や畑の仕事が忙しく、ブログそっちのけになってしまっていた。
 でも、今朝、庭に出ようと、裏口のドアを開けたらレモンの花の甘い香りが鼻をくすぐり、更新する気になったというわけである。
 もう一月ほど前から大量のつぼみが付いて、開花に期待をふくらませていた。ようやくここ数日で三割ほどのはなが咲き、カメラに収めるのに丁度いい具合になりブログ更新にこぎ着けられた。
 去年は花は咲いたもののすべて雄花だったので結実ゼロだった。結実するようになって3年目だったので、とてもがっかりした。
 ところが今年は雄花だけでなく雌花もかなりあるようで、咲き終わったものを見ただけでも10個ほどは雌花である。
 レモンを育て始めてどのように結実するのか、不安に思っている方々に、情報提供がしたくてこれを書いている。実は私も7年ほど前そんな状況だった。
 レモンには雌花と雄花があるというのは調べてわかったのだが、どれが雌花でどれが雄花か全くわからず、気をもんでいた記憶がある。結局初めの頃は雄花だけで雌花は着かなかったのでわかりようがなかったのだが。
 そこで、ここにレモンのつぼみと雌花雄花を紹介したい。つぼみの段階では私には判別着かない。
 どうぞこの写真で参考にして頂けたら幸いだ。
これは雌花、真ん中にあるのがめしべResize0120 

これは花びらの散った雌花。めしべの元の方がふくらんで結実へと向かう。

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これは咲きかけの雄花

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2008年3月28日 (金)

トサミズキの花の写真

 トサミズキの花が咲いた。植えてから7年ほどになるのにどうもこの花を目にした記憶がないのが不思議でならない。だいぶぼけてきているらしい。
  それにしてもこれほど可愛く、楽しげな花だとは新鮮な驚きだ。

(写真をクリックするとかわいさがもっとわかります。)

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2007年12月19日 (水)

今年の収穫

 2007年も残すところわずかになってきた。そこで農園の今年を振り返ってみたい。
 今年出来がよかったものの筆頭は、パプリカだった。ピーマンの類はこれまであまり出来がよくなかったが、油かすなど肥料を多めにして、追肥も適度に行ったせいか、大ぶりで肉厚の黄色、オレンジ、赤の美味しいパプリカがたっぷり穫れた。それも秋も深まる頃まで、それなりになってくれていたので、食卓は助かった。
 反面、ナスの出来がよくなかった。トマトも今ひとつ。今年初挑戦のズッキーニに至っては最初こそ大きなものが穫れたが、後は全然ダメだった。あとからあとから実は付けるのだが、成長を待たずどんどん腐っていって、がっかりさせられてばかりだった。どうも夏場に雨が多かったことが災いしたように思われる。
 一番面白かったのは、今年初挑戦のピーナッツだ。蒔いたのは5月7日だった。なかなか発芽しなくて、気をもんだが、5月下旬頃からボツボツ芽を出し始めて、やがて黄色の花を咲かせた。姿形はエンドウやインゲンのようには上に伸びることなく、かといって、枝豆のようには茎を張ることもない。マリーゴールドのように、ふんわりといった感じだ。出来としてはよくなかったと断言できる。もっと旺盛に生育して欲しかったが、肥料をけちったせいか、ちんまりとしか葉を茂らせなかったし、花も数えるほどしか付けてくれなかった。
 ご存じの方もいると思うが、ピーナッツは落花生とも言うとおり、(子供の頃、南京豆なんていう言い方もあった。)花が咲くと、それがランナーのように伸びて、土に潜っていって実を付ける。地方によっては「地むぐり豆(じむぐりまめ)」などともいうらしい。
 生育不良で期待していなかったが、11月も半ばになって、掘り返してみると、ちゃんとあの、「から付き落花生」が出てきたではないか。多い株で10個もあればいい方だ。中には二つ三つというもの多かった。結局収量としては、小振りのざるに1杯ほどが穫れた。
 食べ方だが、お馴染みなのは煎って食べる方法だろう。店で売られているのは皆それだ。しかし、私は以前人から茹でたピーナッツの美味しさについて聞いていて、それは産地でしか味わえないものだということを知っていた。それでいつか「茹でピー」を食べてみたいと思っていたのだ。早速ネットで茹で方を調べてやってみた。茹で上げてしばらく冷ました豆は、鞘がしっとりしている。パリッという感じはないが、割ると殻の中いっぱいにあのピーナッツが充満しているのである。食べてみるとシャキシャキとした歯ごたえで、得も言われぬうま味がある。これは確かに何物にも代え難い味わいだ。美味い!滋味豊かとはこの味のことかと感心しながら、剥いては食べ、食べては「美味い!」を繰り返した。
 今年は今ひとつの出来だったが、来年はもっと上手く育てて、腹一杯食べたいと思っている。Peanuts_1

Peanuts_2

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2007年10月16日 (火)

ヒイラギモクセイの花香る

Hiiragi_f  いつも出入りしている庭の奥の辺りが、茂みと化してきて通りにくくなってきたので、杭を打ち、竹棒をわたしてみた。そんなことぐらいでも意外なほどに、アクセントになって、狭い庭も奥行きを感じられるようになったのには驚いた。
 その際、軽く木々の剪定をしていたら、4、5年前に植えたヒイラギモクセイに初めて花が付いているのを発見した。来たときは胸の高さぐらいで、2年ほどの間は枯れるのではないかと心配したほど樹勢が弱かったのが、この3年でめきめき力強く枝葉をのばして、その刺々しい葉っぱでこちらを一歩下がらせるほどになってきていた。
 それで、やっぱり待ち遠しかったのは、植木屋の主から聞いた、その花の香りだった。去年から、もうそろそろ咲いてくれてもいいのではと思っていたのだが、遂に!という感じだった。見たところ全くその気配もなく、何の気なしに枝を落としていたのだが、落ちた枝を何げなく見たところ、なにやら枝の脇に白いものが付いている。あれ?という気がして拾い上げてよく見ると、ご飯粒ほどの大きさながら、まぎれもない「花」である。思わずほおずりしたくなったが、葉っぱのギザギザの先端が針のようにチクチクするので断念した。
 まだまだ、よほど注意して見ないと見つけられないほど花は少ないので、近くにいても香りは感じられない。それでも、とげに注意して鼻を近づけてみると、ギンモクセイの清々しい香りが鼻をくすぐった。感謝感謝である。この日を待ちに待っていたのだから。
 花はあるかないかといったところだが、その葉の持つ魅力も手伝って、家の中に持ち込み、とにかく花器に差してみた。飾り気のない和室や、玄関に生けてみると、それなりにその場が引き締まる感じがする。そして、しばらくすると、辺りにあの清々しい香りが漂い始めたではないか。ほんとにわずかな花なのに、その力に驚く。これまで、春には沈丁花が香ってくれていたが、これからは秋にも香りを楽しめるようになったかと思うと、幸せな気分だ。来年は花房も今より大きくなっていることだろう。もう、1年後が待ち遠しい。

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2007年8月20日 (月)

暑さに負けたカタバミ君

 先日、カタバミ君こそカバープランツとして相応しいと書いた。しかし、今日は、その言葉を撤回しなければならない。
 「カタバミ君は厚さに弱い!」このところの猛暑で、あれほど精力的だったカタバミ君が、白っぽくなってみんなうなだれてしまった。木陰にいたものたちはかろうじて生き延びている。しかし日に照らされているものは全滅と言っていい。
 ま、カタバミを雑草として敵視している人にとっては朗報と言えるかもしれない。
 それにしても、日本列島を襲っているこの暑さは、やはり地球温暖化を如実に物語っているような気がする。カタバミに限らず、沖縄の珊瑚が白化現象に晒されているが、世界中が白骨化する日も、遠くないのかもしれない。
 地球温暖化など一部の大げさな環境重視派の絵空事だとうそぶいていた学者、政治家はこれでも否定し続けるのだろうか。
 温暖化の被害を受けるのは遠い未来の世代ではなく、現在地球に生きている我々ではないのか。一刻も早く舵を切らなければ惨憺たる世界が出現するだろうことを、すべての人々が想像することが大切だ。

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2007年7月31日 (火)

自動水やりシステム

Timer_1 Timer_2 Tube

 趣味の世界には楽しさばかりかというとそうはいかないところも必ず出てくる。うまくいかないときには一番頭を悩ます。しかし、うまくいっていてもこの工程は創造性がなくめんどくさいだけというのが必ずある。
 庭仕事でいうと、水やりがそれに当たる。花や樹木を愛でながらの水やりは楽しいものだが、時間がなかったり、大して変化がないときなど時間ばかりが経過して、退屈なものだ。そういう仕事は自動で行えると非常に助かる。なによりも、ちょっと長めの旅行に出るというときには、水やりが一番気がかりな問題になるが、自動ならそんな心配も解消される。
 というわけで、この夏思い切って自動水やりシステムを構築したので紹介したい。
使ったのは、ナショナル屋外用自動水やりタイマーEY4100という製品と、散水チューブという製品だ。タイマーはネット通販で11,500円。散水チューブはホームセンターで10m980円を4本。その他ホースを分岐させるため、三つ叉を3個とホースを10mほど。
 自動水やりタイマーの仕様でもっとも気に入ったのは単3乾電池3個で約1年も働いてくれるところだ。設定の種類を紹介すると
間隔:毎日・1日おき・2日おき・毎週
回数:1日2回まで
時間:5段階(3分・5分・10分・20分・30分)15分があるとよかった。

 散水チューブは平たいホースで、並んだ二つのピンホールが約12cm間隔で開いていて、そこから両脇に水をとばすようになっている。その散水チューブを三つ叉をつないでいって最終的に4個の出口を作り、そこに10mの散水チューブを取り付けた。それを庭の主な樹木や植物の辺りにはわせていった。総延長40mになるので、全部が末端まで機能するか不安だったが、比較的水圧があるせいか実にちょうどよい具合に散水してくれた。
 これで心おきなく旅行を楽しむことが出来るし、暑い夏の盛りに水のやり忘れを心配することもない。このやり方の欠点をあえて言えば、庭をはい回るチューブの見た目だけだろうか。結構簡単に組みあがるのでお勧めである。

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2007年7月21日 (土)

カミキリムシ対策

 我が家の庭に新たな敵が現れ被害をもたらしている。最初の被害は去年のちょうど今頃だった。被害にあったのはその前年に植え付けた、ピンクの花を付けるエゴの木だ。白いエゴの木はよくあるが、ピンクは珍しいと懇意にしている植木屋の主人に教えられ、4本ほどの株立ちを購入した。すでに3メートルほどの高さに成長しているものだった。
  梅雨時のある日、そのエゴの木の根方にのこぎり屑のようなものを発見した。「誰だぁ?こんなところで。DIYかぁ?」なんてことは、言わない。すぐに害虫にやられているとわかったが、対処法がわからない。そもそも何ヤツか?探ってみると4本の幹のうち、一番太い木の根元が皮の内側をぐるりと食い荒らされている。その犯人を捜してみたが、どこにもいない。それから間もなくその幹は枯れたので、根元から切らざるをえなかった。残りの3本は何とか生き残ったが、真ん中が空いてしまい、ちょっと間が抜けた感じに見えている。悔しさだけが残った。
 それが今年の梅雨入りの頃、バイカウツギの根方に例ののこぎり屑を発見したのである。そのときハッと思い出した。2、3日前そこいらでオレンジ色の模様があるカミキリムシを見かけたのだ。やはり犯人の正体は、カミキリムシ。その幼虫の通称テッポウムシに違いない。すぐに針金を持ってきて、いろいろ探ってみた。すると3mmほどの穴を発見した。その穴に針金をつっこんで、グリグリと突っついたが何の手応えもない。我が家には殺虫剤というものはない。蚊取り線香があるくらいだ。思いついたのが、スプレー式の潤滑剤。以前アブラムシにはミシン油がよいというのを読んだことがあったので、もしかしたら効くのではと思い、付属のストローを付けて穴に差し込み、スプレーした。1日、2日様子を見たが、その後はのこぎり屑は見あたらなかった。しめしめ成功したようだ。
 このバイカウツギはうまくいったが、その数日後、なんと白いエゴの木も同様の被害に遭っていることがわかった。去年のことがあるので、絶対枯らしたくなかった。探ってみたが、どうも穴が見つからない。しょうがないのでその周りにたっぷりと木酢液を振りまいておいた。翌日見たら、のこぎり屑が増えている。何の効果もない。もう一度改めて、念入りに探ってみたら、穴発見!そこでバイカウツギと同じ処理をして一安心。と思っていたら、翌日ものこぎり屑が増えている。しょうがないので、ミシン油を塩ビ製の油差しに入れて、その注入口を穴に押しつけると、ブチューッと注入してやった。それでも不安だったので、ゴキブリも死ぬという台所洗剤を同様に注入してやった。さて、2、3日経ってみたが、のこぎり屑は出なくなっている。どうやら退治できたようだ。
 今回の騒ぎで、大きな教訓を得た。多くの同好の士には常識かもしれないが、分かち合えたら幸いだ。特に無農薬を志す方には少しはヒントになるかもしれない。

カミキリムシ(テッポウムシ)の被害から木を守るために。

1 とにかく梅雨時には愛する木々の根元を注意深く観察すること。

2 もし、不幸にものこぎり屑を発見したら、穴を見つけて針金をグリグリ突っ込むこと。

3 その穴に油や、ドロリとしたものを勢いよく注入すること。

これで、絶対ではないが、結構被害は防げると思う。

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2007年7月20日 (金)

カタバミ君

 Katabami

雑草でお悩みのガーデニング愛好者に耳寄りな情報を提供したい。先日来雑草の悩みを取り上げてきたが、つまるところ、いかに美しい芝生を維持することが難しいかということを物語っている。見方を変えれば、カバープランツが地面を覆えば嫌な雑草も生えにくくなる。それが芝であれば言うことないが、なかなかそううまくはいかないのが、庭造りの宿命でもある。
 だが、最近雑草に分類されながら(そんな分類があったっけ?)絶好のカバープランツを発見した。その名もお馴染みの「カタバミ」君だ。雑草だとしても本来とてもかわいらしく親しみの持てる植物だ。葉っぱの形といい花の小ささといい、種の入ったさやに触るとパチパチと飛び散る元気者。それが、あるホームページには芝生にとって最強の雑草だと紹介されている。(可哀相なカタバミ君)ハマスゲは見つけたらすぐむしってしまうが、カタバミはそのままにしてみた。すると、どんどん広がってとても美しい

 では、カタバミ君がカバープランツとして優れている点を挙げてみよう。

1 葉の色が美しい。明るい緑で、広がると庭がとても明るくなる。
2 成長が早い。あっという間に地面をはっていくし、種を飛び散らせて密生してくる。
3 丈が伸びずに地面を覆う。

いかがだろう。皆さんもカタバミ君をカバープランツとしてみては。

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2007年7月12日 (木)

お祝いの木(マートル)

Oiwainoki_2  6、7年前まだ庭木が数えるほどしかなく、それも落葉樹が多かったので常緑樹をと思い、「お祝いの木」という名前に惹かれ、通販で3本の苗を購入した。最初の1年は土に馴染まず、それほど目立たなかったが、あっという間に成長を早め、ご覧の通り枝を密生させて、数え切れないほどのつぼみと一緒に、ちょっと不思議な姿の花が満開になっている。
 脇役的存在だと思っていた木なので、最初に植栽したところから何度か動かして、1本などは今年の春で3回目の転居をさせられたが、みごとに回復して新芽を出してきた。それほど強い木だ。繊細な葉でありながら、ますます繁栄を極めようとしているところが微笑ましい。
 この木、見た目の特徴だけでなく香りにも独特のものがある。ちょっと触れただけでも、辺りにすがすがしい香りを漂わせる。人を針葉樹の深い森にいるかのように錯覚させながらも、どこか華やぎを感じさせてくれる香りとでも言えばよいだろうか。その華やかさがセレブレーションという言葉につながってくるのかもしれない。
 調べてみたら、「マートル」というのが本名とわかった。地中海地方が原産で、イギリスでは結婚式のリースとして使われたりするらしい。また、この花が咲くとよいことがあるとも言われているそうだ。
 薬用にも使われ、鎮静効果、殺菌作用もある。アロマテラピーでもその精油は怒りを沈静させ、感染症、呼吸器障害にも有効という。ローストビーフなどの料理に使うことも出来る。
 華やかに咲き誇るお祝いの木を見ながら、実にもったいない木だと思う。何を祝ってくれているのかわからないが、この独特の花を見ていると、確かにお祝いしてくれていると感じられる。ありがたい木だ。そのありがたい木がまだまだ成長を止めない。これからも我が家の庭にずっと栄えていって欲しい。

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2007年7月10日 (火)

ハマスゲの見分け方

 昨日、当ブログを訪れてくださった方で、「ハマスゲ、芝、区別」というキーワードで検索された方がいらした。この検索語を見ただけで、この方がどんなにハマスゲに苦しめられているか、どれほど輝く芝生にあこがれているか、痛いほどわかった。
 そうなのだ!ハマスゲと芝は最初の頃は非常によく姿が似ているのだ。芝の中に紛れ込んでいると、なかなかピックアップすることは難しい。だが、ハマスゲは成長するに従ってその正体を露わにしていく。放っておくとこれでもかというばかりに自己主張を始めて、挙げ句の果てにはたくさんの種をその穂に結んでくれる。
 しかし、見分け方はある。10年もハマスゲとつきあっていると、地面から1センチ芽を出してきただけで、同定することが出来るようになる。その芽の先は針のように鋭い。実際そいつが木片を貫いて出ているところを見たことがある。それほど強いヤツなのだ。  さて、その見分け方だが、まず、芝と違ってその細長い葉の表面はツヤツヤしている。そして、葉の中央部分が根元から先の方まで線上に窪んだようになっている。芝の葉はほぼ平らである。ハマスゲの葉の断面は広がったV字に近い。
 今、我が家の庭はほぼ雑草のない状態になっている。暇を見ては草取りに励んでいるからだ。だが、ちょっとサボると、そこらじゅうからひょこひょことハマスゲが伸びてきてしまう。他の雑草と比べて格段にその成長速度は速いので、見分けるまでもなくすぐ取ってしまえる。それも芝生をあきらめたからこそだ。芝があったらこうはいかない。数日で全面降伏しなくてはならなくなるはずだ。
 最後に、どうしてもハマスゲの土地の上に芝生を作りたい方に、私なりに考えた方策を披露したい。

1 50センチほどの深さで、土を完全に入れ替える。

2 除草剤に頼る。それも、塊茎まで消滅させるため、2年間はハマスゲが芽を出すたびに散布する。芝を植えるのは3年目からになる。(私は除草剤は嫌いなのでひたすら素手で戦う。)

以上の二つの方策以外に、手っ取り早くハマスゲに勝利する方法はないように思う。他によい方法をご存じの方は、是非教えていただきたい。

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2007年7月 9日 (月)

夏の花々

 今、我が家では途切れることなく、木の花が咲き誇っている。ひと月ほど前にさかのぼってみても、ヤマボウシ、白赤のエゴノキ、バイカウツギがにぎやかに一角を埋め、10日ほど前からビヨウヤナギ、夏椿(シャラ)、が咲いた。そして今は、木の花ではないが、桔梗の花が開いてきた。凛とした立ち姿では右に出るもののない花だと思う。あのすがすがしい五角形の青紫には邪なものを寄せ付けない力を感じる。
 桔梗といえば4、5年前の夏訪れた京都の廬山寺を思い出す。紫式部の邸宅跡に建てられたこの寺の庭は、土塀で囲まれ、白砂の海の所々に苔の島を配し、その島の中に桔梗がいくつもの花を付けて、すっと立ち上がっている。あまりのセンスの良さに、夏の日差しの中、汗をかきかき歩いてきた疲れも忘れ、いつまでも見とれていた。
 どう頑張っても、廬山寺の庭には及ばないが、桔梗は庭をグレードアップさせてくれる。年々、株が成長していくので、楽しみだ。

Yamabousi_1 ヤマボウシの花

Egonoki ピンクのエゴノキ

Utugi バイカウツギ

Biyouyanagi ビヨウヤナギ

Shara 夏椿

Kikyou_1 桔梗

Kikyou_2 桔梗

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2007年7月 7日 (土)

果てしない戦い

Hamasuge_1 Hamasuge_2

 みなさんは「ハマスゲ」という植物をご存じだろうか。もし、知っているという方がおられたら、相当学識のある方か、さもなくば私と同じく、こいつを相手に悪戦苦闘を強いられた積年の恨みを抱えている方に違いない。
 そもそも「ハマスゲ」とは何ヤツか。漢字で書くと「浜菅」。『類語大辞典』によると「"すげ"は多く湿地に生え、根もとから細長い葉が出ている草の総称。葉で笠・蓑などをつくる。」ということらしい。それで、浜に多く生えているので「浜菅」ということになる。ところが、実は浜だけではない。全国至る所に見られる、実にやっかいな雑草だ。
 ハマスゲはカヤツリグサ科カヤツリグサ属の雑草である。学術的に知りたい方はネット検索で、「ハマスゲ」と入れれば膨大なページが表示される。
 ハマスゲとの出会いは約10年前にさかのぼる。子供の頃から広めの庭にあこがれ続け、ようやく田舎に好みの土地を手に入れた。そこで、芝生の庭を夢見て、土をいじり始めたが、まず、途方もない量の雑草が立ちはだかった。スコップや鍬で根っこまで掘り起こして抜いていったが、どうも変なヤツがいると気がついた。ひょうひょうとした草ながら、根本から掘り起こしてみると、なんだか、玉々のようなものがつながっている。
 「なんだ?これは?」色は濃い茶色。大きさは小指の先ほどで、形は平均するとサツマイモのようだ。ミニサツマイモとでもいえばいいだろうか。可愛いッチャ可愛い?カモシレナイ…が、絶対許せない!嫌なヤツが昼寝でもしていたら、コイツを使ってオリーブの首飾りよろしく、輪を作って首に掛けてやりたいぐらいだ。
 これらは塊茎と言うらしく土の中に無尽蔵に混ざっていて、それぞれ針金のような線でつながっている。言わば、ハマスゲネットワークを築いているようなのである。掘っても掘っても、取っても取ってもいくらでも出てくる。このミニサツマから先が針のような芽が出てくるのだが、多くはそのまま沈黙を守っているふうだ。今という時期に芽を出して、地上で日光を浴びている連中はこちらからすれば、多すぎるのだが、その数十倍ものヤツらが地中で安眠しているようなのだ。
 眠れるミニサツマの量の多さに、こいつらがいつか芽を出すときがくるということを、どうしても受け入れたくない現実として意識せざるを得ない。するとなんだか頭がクラクラしてくる。こいつらに寿命はないのか!全くの想像だが、例えば地上のハマスゲが摘まれたとしよう。ある一定量摘まれると、細い線でつながったネットワークに信号が流れ、順番に芽吹きスイッチが入っていくのではないか。
 そんな大自然の気も遠くなるようなたくらみにめげると同時に、早く青い芝の庭を目にしたいという焦りから、雑草取りも早々に芝の種を蒔いてしまったのが、間違いの元。ハマスゲ狩りも思うに任せず、芝もハマスゲと区別がつかず、雑草の庭と化してしまった10年間だったのである。
 だが、今年になってちょっと気を取り直した。毎年数本ずつ自ら植えてきた、何種類もの木々が、だいぶいい具合に育ってきて、それを見ていたら、もっと庭を見栄えよくしたいという思いが強くなってきたからだ。このままハマスゲに庭を占領されていいわけがない。やはり、戦うしかないのだ。どんなに生命力旺盛であろうとも、敵も植物、芽吹いては摘まれを繰り返せば、いつかエネルギーが絶え、消えて行くに違いないと思ったのだ。
 それで、根気強くミニサツマを取っているのだが、その延々たる徒労に気力も萎え、ふと、腹立ち紛れに一個つまみ、鎌の柄の尻でガッツと潰してみた。潰れる感じがケッコウ小気味よい。ちょうど生のサツマイモのような感触で、みずみずしくもガスッという感じだ。グチャではない。ちょっと興味が湧いて、匂いをかいでみた。その姿形からろくな匂いではないと思っていたのだが、意外にもいい匂いだ。芳しい。どこか檜や白檀の香りを思わせる。
 このハマスゲ、古くは香附子(こうぶし)と呼ばれ、漢方薬として重宝がられていたらしい。効能は腹痛、下痢、婦人病ということだ。ちょっと見直したいところだが、そこら中にあるのだから、全くありがたくない。
 この土地を手に入れた同じ頃、山の方に家を建て、私と同じく芝の庭を目指して励んでいた元同僚がうちの庭を訪れ、ハマスゲを見つけて叫んだ。「こいつだよ、こいつが邪魔するんだ!」このとき、その同僚への親近感は否応なく高まったものだ。10年経ったが、彼はハマスゲを制圧できたのだろうか。

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2007年5月 4日 (金)

春まっただ中

 いつのまにか我が家も春のまっただ中だ。寒い日もあったが、もう辺りには初夏の雰囲気さえ漂っている。そこで我が家に春を告げてくれた主人公たちを写真で紹介してみたい。

最初はまだ寒さが残っていた頃咲いた花から。

Taroukaja 椿-太郎冠者

 我が家にきて3年目。だいぶ根付いてきた。

Ikkyuu 椿-一休

 我が家にきてそろそろ7年になるだろうか。控えめに付ける花の白さに心惹かれる。

Minatonoakebono 椿-港の曙

 9年前、生け垣用に小さな苗を8本ほど購入した。それが見る間に生長して、毎春たくさんの花を付けてくれる。

Iwasotetsu_2
Iwasotetsu_1

Iwasotetsu

岩ソテツ

どなたかこの植物をご存じないだろうか。一休を購入したとき、植木屋の女あるじがオマケにくださったものだ。山歩きの好きな方で、自分で見つけてきたものだが、たぶん「岩ソテツ」というものだと思うとおっしゃっていた。ウチは乾燥した砂地で山の植物はよく育たない。だから心配していたのだが、全く手をかけていないのに、しっかりと根付き、少しずつ勢力範囲を広げている。春先にまずヒョロヒョロと房状の蕾が伸びてきて、写真のような花を付ける。小さな花が集まって、とても可憐である。少し遅れて土の中から葉が頭を出してきて、開くと大きな楓のような、風情ある葉を茂らせる。とても気に入っている。

Tosamizuki 土佐みずき

 これは花ではない。芽吹いたばかりの新芽だ。しかし、この赤みを帯びた新芽はその色合いと相まって実に愛らしい。

Kuromoji クロモジ

 土佐みずき、一休と一緒にやってきたのに、なかなか我が家に馴染んでくれない。一番太い幹が一昨年枯れてしまった。乾燥に弱いらしいので、こまめに水をやるようにしているが、それでも伸びては後退を繰り返している。

Tutuji_1_1 ツツジ(奥から、薄紫の三つ葉ツツジ、白い淀川ツツジ、赤紫の久留米ツツジすそごのいと)

 このゴールデンウィークにその華やかさに惹かれて衝動買いしてしまった、三種のツツジ。一休と対になる位置に植えてみた。

 他にも数々の愛着ある植物がいるので、折を見て紹介したい。今回の写真も3月末頃から撮りためてあったものだが、野菜の作付け準備に追われ、UPできなかった。夏になる前にやれてよかった。最後に我が家ではないが、特別可愛い春のベビーを紹介しよう。

Suisen 水仙

 これはご近所の生け垣の下で見つけた春の使者。春が生まれてきていることを実感させてくれる。その淡いクリーム色には、まだ去りきらぬ冬の冷気がかかっているような、すがすがしさが感じられる。

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2007年3月15日 (木)

春乞い(春来い)

Snow  いったいこの寒さはどうなってるんだろう。3月4日に当ブログで神様に雪乞いをしたところ、なんと!お降らせ下さいました。お陰様で、あの春はいったい何処へ行ってしまったんでしょうね。といった天候が続いています。それで今日はどうしても改めて、神様にお願いしたいということで、キーを叩いている次第です。
 もう耐え切れません。神様!もともと寒さに弱い体です。日本の農業のことを考えて、たいそう僭越ながらお願いさせて頂きました。山に雪がないと、春、夏の田に水が行き届きませんから。もったいないことですが、もうそろそろ雪は行き届いたことと(勝手に)お察し致します。と言うわけで、これですっかり春になってもよろしいのではないかと、私が口にするのも何ですが、日本の民草は春を待ち望んでおります。今年は桜の開花は早いぞと、例年より早く花見の計画を立てている者も多いと聞きます。どうか速やかにポカポカ陽気をお授け下さい。よろしくお願い申し上げます。
 と言うわけで、春を待つ日々はいったいいつまで続くのだろうか

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2007年3月 4日 (日)

自家製野菜とレモン

 今年の冬には参った。降参です。それはそうでしょう。日本各地で雪なし記録が相次いLemon_1でいるんだから。記憶によるとこんな冬は生まれて初めてだ。スキー場は悲鳴を上げている。この夏の水不足が心配だ。どうか神様、今からでも遅くありません。山にドッカンと大雪を降らせてください。
 とは言うものの、実際もう春になってしまっているようだ。うちの周りでも、毎朝ウグイスが楽しそうに発声練習をしている。例年なら初鳴きは三月下旬だ。現金なようだが、やっぱり春はいいもんだ。散歩の気分が全く違ってくる。春風に顔をなでられると、体のどこかに隠れていた冬の緊張感のようなものが、一瞬でほどけていくのが実感できる。
 そうなると、今度は焦ってくる。のんびりしているとあっという間に野菜を植えるタイミングを逃してしまうだろう。のんびり競争では負けたことがない。去年の秋も冬用野菜の蒔き時に遅れ、白菜やレタスが巻いてくれなかった。蒔いてくれなかったのは自分自身だったのだから、野菜に落ち度はない。それでも、巻かない白菜もそれなりに甘くて美味い。毎朝雑炊にぶち込んで舌鼓を打っている。お世話になりました。
  野菜が芽を出し、順調に生育し、収穫できたときの喜びは格別だが、常に時季に気を配り、手入れを怠らないということが大事になる。怠け者の自分にはこれはけっこう大変だ。
 そこへいくと、木はいい。ある程度育って、自力がついてくると、自然に実をつける。こんな寒冷地でも、この通り、レモンが実っている。最初はホームセンターで膝ぐらいの苗木を買ってきたのに、ぐんぐん成長して、4年目には20個ほどの実をつけてくれた。成長の秘訣は毎日根もとに米のとぎ汁をかけていたことか。次の年にあたる去年は10個ほどだったが、今年は期待してるよ。何しろ温暖化は進む一方なのだから。

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