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2007年5月 2日 (水)

美味しいコーヒーとは

 美味しいコーヒーをテーマに、何回か書いてみた。
しかし、「美味しいコーヒー」とはどんなコーヒーなのか?。
 まず言えることは、人により「美味しい」感覚は違うというわかりきったことだ。
 人によってはコーヒーに美味しさを求めない人もいるらしい。歴史上有名なのはナポレオンだろう。こんなことを言っている。「コーヒーは心地よい苦痛を与えてくれる。私は無感よりも苦痛を好む。」私ならそんなコーヒーは飲みたくないと思うが、これほどコーヒーに求める味は人によって違うのだ。

 一般にコーヒーのうま味として挙げられるのは
香り、苦み、酸味、コク、キレの5つの要素だ。
この5つの要素がどのように調和して、いかなるハーモニーを生み出すか。それが問題なのだ。濃厚なコーヒーが好きな人、スッキリ軽めに淹れたのを好む人。また、焙煎の度合いの好みも深煎りからアメリカンまで十人十色である。酸味の好き嫌いも人によって分かれるところだ。

 というわけで、この「美味しいコーヒーの入れ方」では、自分好みの美味しいコーヒーを追求していこうと思う。

 私の好む美味しいコーヒーとは、香り高く、刺激的な嫌な苦みや嫌な酸味のないコーヒーだ。

 嫌な苦み、嫌な酸味とは抽象的な表現だが、極端な言い方をすれば、口の中が収斂するような苦みや酸味ということだ。そういうものがなく、口に含んだ瞬間に香ばしい苦みが口中に広がって、喉を通るときに口全体にコクが感じられ、後にはさわやかな余韻が残る。こんなコーヒーになれば満足。

 今後はそんなコーヒーを淹れるには、どんな方法が一番手軽なのかということを、いくつか条件を変えながら実験してみて、その結果を報告したいと考えている。

 ここまで書いてしまってから、大事なことにふれるのを忘れていた。淹れ方を工夫する前に、「美味しいコーヒー」に不可欠な「当然の前提条件」がある。それは

 1 よい豆
 2 よい水

この二つだ。これがなければ、どんなに名人が淹れたとしても、「美味しいコーヒー」はできっこない。

 「よい豆」の入手方法はいろいろ試して、自分が気に入った豆を使えばいいと思う。
ちなみに私はある喫茶店の自家焙煎のブレンド豆を愛飲している。たまに、同店のストレート豆を使うこともある。いずれにしてもちょっと深煎りが好きだ。この店の豆は定評があり、わざわざ他店が仕入れて使っているほどだ。

 「よい水」に関しては、コーヒーには軟水といわれる。日本列島の水は基本的に軟水なので、水道水を使っていれば問題ない。ただし、日本の水道水は残留塩素があるので、5分以上は沸騰させてから使うべきだ。私は、ちょっとこだわるので、浄水器を通して使っている。
 市販のミネラルウォーターを使う手もあるが、硬水ではないことを確認してからにしたい。
 わざわざ、湧水を汲みに出かける人もいるが、それまた結構!

 よい素材を手に入れたうえで、後はどうしたらその素材が生きるかということを追求することになる。コーヒーはあまりに奥が深く、いつまで続くか見当がつかないが、慎重に探っていきたい。

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コメント

こんにちは。おいしい珈琲を求めて毎日、円錐式ドリッパーと格闘しております。
「私の好む美味しいコーヒーとは、香り高く、刺激的な嫌な苦みや嫌な酸味のないコーヒーだ。」まさに同感。深入りで、香り高く、嫌な苦み酸味がなくてコクのあるコーヒーが好きです。
 しかし不思議なもので、たまに職場で、ふつうの缶に入ったレギュラーコーヒーを職場で淹れただけなのにとてもおいしく仕上がったり、気に入ったお店の
豆なのに、いつものようにおいしく淹れられなかったりします。まさにコーヒーの味は一期一会。奥が深いですね。

投稿: nokogirisou | 2007年5月31日 (木) 05時23分

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